Final Day
島影で夜を過ごし、夜明けと供に北に向かって移動し始め、10分ほどでアイスランドと言う名前のレフトをチェック。しかし、まだマカロニ病が抜けない我々は、さらに北に移動し、とりあえず2時間ほど掛かるプレイグラウンドエリアを目指して進んだ。プレイグラウンドの手前の小さな島の南側のチャビーズのレフトでは、日程が同じで色々なポイントで顔を合わせた、フリーダムのサーファーが波乗りを楽しんでいた。
わざわざメンタワイまで来て混んでるポイントで波乗りしなくてもと言う事で、ここで入った方が良いと言うキャプテンのトムのアドバイスを振り切って、今回も横目で綺麗なブレイクを見せていた、チャビーズを後にするが、後になって、ここに入っておけばよかったと後悔することになる。
2日目に行ったNipussiに行ってみると、3フィート位でまあまあのブレイクをしているのだが、あまりホレてこない、スローピーな感じの波。とりあえずここで入ろうと言う事になるのだが、私はあまり好みのタイプの波ではなかったので、ちょっと先に見えているBank
Vault(銀行の金庫)と言うポイントにトムとジェイムスを誘ってディンギーで行ってみることに。すると、ブレイクは完全にバレル、バレル、バレルなのだが、ポイントの名前の由来は一度チューブに入ったら出られないという事でセクションがあり、波を良く選ばないと抜けられない。テイクオフし走り始めると壁が盛り上がってくるようで、なかなかの迫力がある。
ボトムターンでタイミングを合わせればリップが降ってきて、スッポリ包まれるような大きな円を描くチューブに入る事ができる。何本かいいチューブを抜け、ご機嫌で船に戻ると、Nipussiに入っていたチームも戻ってきていて、いい波だったという。
Nipussiのすぐそばなので、ビデオなどに良く出てくる、小さめだが、アクションするなら楽しそうなピットストップに行ってみようかといってみたが、南うねりを受けずらいのかサイズがヒザ位しかないので、しかたなくNippusiに戻る事に。
入ってみると形はとてもいいのだが、ピークがチャンネルに近いところなので、3フィートか4フィート位のセットだとテイクオフしボトムターンしてトップで1回ターンするとチャンネルに来てしまい、波がそこで終わってしまい、とてもロングライドとは言いづらい状況であった。それでも、誰も居ないブレイクだし、形は綺麗に入ってくるのでとても楽しい。
しかし、完全に波を見くびりすぎたのかセットの大き目の波でレイトテイクオフに失敗した時にリーシュを切ってしまった。
ビーチまで泳いで板を取りに行くと板は砂浜に打ちあがっているのだが、チャンネル以外のところはハードなリーフが剥き出しになっていて、素足では上がりたくない状況。そしてチャンネルは水がアウトに向かって勢いよく流れ出ていて、とても泳いでは上がれそうもないのであった。しかたなく、ディンギーを呼び、船に戻り、クリスに板を借り、ブーツを履いて再度チャレンジ。
ブーツとサーフボードのの威力は絶大で、なんてことなくビーチに上陸。奇跡的にボードもほとんどクラッシュしておらず、それならとポイントにまた戻る。他の船も来て、そろそろ上がろうとボードを盛んに振って合図をするのだが、誰も気が付かないらしく、しかたなく、また1時間ほども海に入ってた。
メンタワイ最後の波にこだわった事もあり、なかなか納得がいくライディングで締めくくることができなかったが、いい加減疲れてしまい、適当な波で切り上げることにした。ジェームスが一緒に付き合ってくれていたので、彼のラストライドを見届け、ジェームスと硬い握手をし、夢のメンタワイ最後のセッッションを終えた。
船に戻れば、先に上がった皆が忙しそうにボードをパックしていたが、なんかノンビリしたい気分で夕焼けを見ながらビールを飲み、メンタワイトリップの終わりを噛み締めていた。
夜のパダンまでの航海もスムースで朝起きれば、Cubadak島に停泊していた。しかし、まだ日本までの長旅が待っていた。